旅行編、ショート編。旅行編は、エロチィック・エッセイ。ショート編は、日常些事のショート・エッセイ。創作編は、短編小説。マイ・ギャラリーは、各編の自作挿絵の収録。

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心何処ーショート へへへ、新ステージの登場為り。
                へへ、新ステージの登場為り。(3/18/14)
 新ステージの登場である。妖怪様は障子の敷居まで来るが、部屋に入って来ないバルディナに、<もう一息、もう一息、お出で、お出で>のテレパシィを送って居るとの由である。

 バルディナも部屋に入って来たい気持ちは、充分ある様子である。妖怪様の8畳は明るい部屋である。庭の眺めも好い。廊下には、紅白のシクラメンが置かれている。テレビのアンテナ線が、廊下の天井を横切って、部屋に引き込まれている。そのリード線が彼女には止まり易く、其処に止まって部屋に居る私達を見て居る。

 吾が家を自由な縄張りとして居るからして、何ヵ所かの所定の止まり位置を持っている次第でもある。そんな止まり場所を飛び回りながら、居候を楽しんで居る様子に見受けられる。

 本日は、外にも出られない悪天候であるから、廊下から彼女の餌入れを持って来て、ミルワームを入れて遣ると、サッと部屋に入って来た。

 良く馴れた物である。餌入れを畳からコタツ板の上に置くと、ホバーリングをする様にして、至近距離で餌を啄みに来る。

 そんな事を何回かすると、ホバーリングの必要が無いと悟って、直線で啄みに来る始末である。妖怪様は、大喜びで在る。此処まで来ると、正に飼い猫見たいな物である。

 私にとっては、見慣れた光景と為って仕舞った。餌をせがまれて、肥満女にするのも忍びない次第でもある。

 さて、遣る事も無いから、長靴を持って風呂場でゴッテリと藻が付いて仕舞った水槽濾過器の掃除をする。風呂場で、タワシ、ハブラシ、ペーパーナイフで、こびりついた裳を落して居ると、バルディナが風呂場に覗きに来る始末である。

 四時を回って、雨の止んだ灰色雲の一角に、お天道さんの輝きがちょいと顔を覗かせただけで、再びの灰色空である。

 この処、PCの具合が悪くて、ブログ巡りの時間がメッキリと減少して、手持無沙汰の日々である。

 さてさて、ラジオで相撲を聞きながら、晩飯前の時間を省エネの昼寝と致しましょうかね。暖かかったり、寒かったりで、ペースに乗れ無い気象の乱高下で在る。とほほ。

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心何処ーショート 悪天候、本日は居候と過ごす為り。
                 悪天候、本日は居候と過ごす為り。(3/18/14)
 廃屋が吹き飛ばされる程の突風に次ぐ突風で、オチオチ眠っても居られ無い騒ぎで在った。気温も高くて、布団を蹴飛ばして寝て居たのだが、未明には腹が冷えて、布団を整えて寝た次第でも在った。気象の変化に敏感な野生種・バルディナは、当然の事ながら、連泊をして居る。それでも、一向に収まりの付かない外模様に本日は、朝餌の催促も無い。

   不思議に思って、美食が過ぎて、トン死でもして仕舞ったかと気掛かりにも為って来る。

 起きると大人しく、私の目の前に居るではないか。ミルワームケースを手に取って、モゾモゾと摘まんで居ると、パッと廊下に下りてトントンと近付いて来て、餌入れに入るミルワームを待ち切れ無い様子である。その距離、20cm程度であるから、手に摘まんで見せるが、其処までは遣って来ない。

 バルディナは、何かを学習したらしく、一つ入れるとスーと遣って来て、口に咥えて近くに止まって呑み込んで、次のミルワームを待つのである。

★手に止まったり、手移しで食べたら、『手籠め』にされて、日陰道を歩む事を<女の本能>で分かっているらしい。いやはや、プーチン大統領が束ねるスラブの民は、おそロシアのニョショウと云うべきか。へへへ。

 おやおや、お泊まりが頻繁と為ると、ミルワームの消費量が一気に跳ね上がる。北帰行は近いと思われるのだが、その前に餌がショートして仕舞う。

 本日は雨日との予想であるから、エンジン掛けに車で米屋さんに買い出し序でに、ホームセンターへ行って、買って来ると致そうか。

 火曜日であるから、ヤクルトママのコール後に、買いに行って来る。米屋さん近くの火の見櫓の在る小さな公園の横を行くと、ジョービタキの雌に出会った。ジョウビタキの北帰行は未だの様で、ホッとする。

 米屋さんで甘いインスタントコーヒーを頂戴して世間話をしていると、お客さんが二人来たので、お暇して来る。風は相変わらず強いが、雨は然程の物では無い。ホームセンターで、ミルワーム、靴下を買い、グリーンコナーを一周りして来る。

 玄関の戸を開ければ、居候のバルディナがお出迎えなので、いやはや・・・へへへと云う処でもある。ミルワーム2ケースを袋から取り出すと、近くに遣って来て、トントンと近寄って来る。

 荒れ模様のお天気であるから、四畳半定位置でラジオをBGMにPCに向かって居ると、出窓に遣って来るバルディナである。悪天候、本日は、居候と過ごす為り。アハハ。


心何処ーショート 是、種別の体内時計の為せる処か?
               是、種別の体内時計の為せる処か?(2/26/14)
 本日は、春の陽気に為るとの事である。朝の冷え込みも、お天道さんの輝きでマイナス帯から、プラス帯に移って居る。外回りの雪処理は大体が終了して、本日はお天道さんへ、完全にバトンタッチしても好かろう。依って、本日は休養日とすべきである。

 庭木に掛かった雪も、ミネゾの木に残る2か所だけと成った。それでも庭一面の雪の埋もれは、厚さを1/3程度に薄くして居るだけである。地表を雪に閉ざされてひもじかろうと、金華鳥の餌吹きとか零れ餌、ミカン、リンゴの皮とか芯は、それなりに小さく刻んで外に出して居る次第である。

 そんな次第で軒下の餌場には、雀、ヒヨドリ、ツグミが寄って来る。この処、好いお天気さんが続く事から、ジョービタキのバルディナには、変化が訪れて居る様に見受けられる。
 
 ミルワームの餌入れは相変わらず廊下に置いてあるのだが、一昨日からはソゥ~と入って餌を食べ終わると、サッと出て行くだけで、家の中に留まる事をしなくなった。

 いやはや、味も素っ気も無く為って仕舞った。これじゃ、丸るで60代女族が提唱するる『卒婚』見たいな物では無いか。<惚れた男の痛恨の弱味>では在るが、それじゃバルディナ本尊様に疵が付くと云う物で在ろうぞ。現金過ぎる薄情さでは在るまいか。この薄情女が~!!

 然しながら、私は奥ゆかしい性格なので在る。<モテぬ男の深情け>から幾ばくかの考察を試して、吾が身を慰めるしか無さそうである。とほほ・・・為りや。

 これは人間の脳味噌で考えると、陽の長さと気温の上昇に依って、北帰行準備のスイッチが入りつつ在る様に思われる次第である。大雪二度の襲来で、すっかり目晦ましを受けて居たが、来週は早や三月でもある。

 外に居る時のバルディナは、電線に止まったり、柿の木の高い所に止まったりして、兎に角、高い所に居る。低い位置を小さく飛んで居た姿は、高い所を飛んで、さっと遠くに飛び去って行く風に変化して居る。詰まりは、行動範囲が高く、広く成って来ているのである。

 本日は余裕があるから、じっくり腰を落ち着けて庭に面した二畳小部屋での鳥観察記を打って居る次第である。

 先ほど、本日二回目の餌食べにバルディナが入って来て、僅かばかりに廊下で遊んで行った。餌を食べて、二畳小部屋の私に挨拶に来たのだろう。テレビのアンテナ線に止まって、私に姿見せをすると、高く飛び去って行ってしまった。

 ジョービタキの北帰行とは違って、ツグミの北帰行は遅い。そんな次第で庭に姿を現したツグミの行動は、今を盛りの様子で緩やかな物である。渡り鳥達には、其々の種による越冬期間のタイムスケジュールが組み込まれて居て、それに応じた生活を送って居ると考えた方が、人間の私には納得出来る次第である。

 一時、執拗なまでに家の中に居たバルディナとは打って変わっての空じらしさは、その頃が彼女の越冬期間のピークだったのだろうし、ツグミと違って北帰行の早いバルディナにとっては、越冬から北帰行のスイッチが入り始めて、それなりの行動パターンに変化して行って居るのだろうと考えられる。

 加えて吾が家の<飼われ鳥達4番い>では、2番いが抱卵中で在るからして、正確・精緻な体内時計を持った鳥達は、その体内時計によって、季節、一年を進めて行って居るのだろう。

 私としては、バルディナの北帰行に備えて、餌の分量を加減して行かねば為らないと考えていた次第では在るが、<自然感知能力>を文明・科学の下で衰退させて終った人間の老婆心は、如何やら鈍感、無知に依る『小さな杞憂』で終わりそうである。へへへ。

 さてさて、陽気の好さを実感しに散歩でもこなして参りましょうかね。雀とハイエナギャングのヒヨドリウォッチングでは、余りにも退屈であるからして。

        面喰い性根は、死ぬまで治りませんですがな。ご免なさいね。イッヒッヒ~!!

心何処ーショート 願わくば、ジョービタキ物語を打って見たい物である。
         願わくば、ジョービタキ物語を打って見たい物である。(2/24/14)
 日曜日の午後は、バルディナが餌食べに入って居たので、遊び半分で戸を締めて見た。一体、どんな行動を採る物やら? 何事も、実際に試してみないと解らない物である。アハハ!!

 陽の暖かさ満載の廊下は、一足先の春の気持ちの好さである。妖怪様の洗濯の手伝いをしながら、廊下のバルディナを見る。好奇心旺盛なバルディナは、すっかり家の中にも馴れてしまった様子で、家の中を自分の思い通りにしている。

 それでも、廊下を中心にして、各部屋の端に身を置いて居る。如何やら、廊下からだと戸は閉まって状態なのだが、ガラス越しに見る庭の様子は、自分が普段通りに過ごしている外に居る時の感覚なのかも知れない。その感覚が安心感に繋がり、家の中の暖かさ故に、羽毛が寝て見るからにスマートで野性の精悍さすら作り出して居る。

 そんな感じで、中々の美人さんである。外の寒さに、羽毛を膨らませて丸くなっている姿とは別鳥の趣である。化粧も整形もして居ない素の八頭身美人振りは、ロシア美形・美人さんを排出しているロシアの大地の住人と云った処か。へへへ。

              妖怪様も、実の処、大の生き物好きなのである。
 
「可愛い、綺麗な小鳥だね。もう、自分の家だと思って居るんだろうね。安心し切って、毎日、遊びに来るんだから。好いお友達が出来て、退屈しないだろう。」

「そうだな。類は友を呼ぶで、下手な人間の女よりも、男を見る目が確か見たいだわさ。こんなに怖がらない鳥は、生まれて初めてだよ。閉じ籠り独り暮らしも、悪くは無いわさ。アハハ。」
 
 それでも、バルディナには縄張り維持の巡回行動が在るから、何時の間にか姿を消している次第でもある。アハハ。

 腹が減ると、餌を食べに来る。きっと餌漁りの縄張り巡回では無く為って来て居るので、然程広くは無い縄張りからは直ぐ帰って来て、入れて置いたミルワーム・テーブルに就いて居る次第でもある。

 する事も無く、コタツに当たって居る内に眠く為って来た。毎日の雪始末で、些かオーバーワークの態で在る。布団の中で一時間ばかり熟睡し様と、廊下のサッシを開けて置いたのだが、バルディナは一向に外へ帰る風も無く、私の寝て居る八畳のDVDを入れて在るラックの上に止まったり、廊下の工事用の道具ケースの上に止まったりして、小刻みに廊下を主要行動の場として居る。

 その気配からすると、廊下の抱卵中の金華鳥番の籠を見たりして居るらしく、飛ぶ音とか、短い鳴き声が聞こえてる。如何やら、DVDラックの上が居心地が好さそうで、其処を中心に動き回って居るらしい。

 雪も大分小さく為って来て居るから、サッシ戸を開放したまま寝入って仕舞ったら、廊下の抱卵中の金華鳥が心配である。何度もイージーミスを犯している吾が身であるから、<帰らないバルディナが悪い>のである。猫の狼藉に備えてサッシ戸を締めて、小一時間の夕食前の昼寝に移行する。

 私の頭の先で、サッシ戸を突っ付く様な音が連続して、バタ付きがして来た。好い気持ちで寝て居たのだが、時は夕刻であった。八畳のサッシを開けて遣ると、サッと外に出て、柊の枝に止まった。

     <じぁな、今日は、これでお終い。縁の下のネグラに帰れ。また、明日な。>
 
          バルディナは察した様に、縁の下に飛んで行った。
 
   いやはや、野性の小鳥が、こんなにも慣れる物とは思いもしなかった。
そう云えば・・・グレゴリー・ペック主演の息子と子鹿の交流を描いた<子鹿物語>なんて、好きな作品が在った。

 まぁ、開拓農民の作物を荒らす処までは行かない<冬の渡り鳥>ジョービタキのメスだから、過保護の極みでは在るが、心配は無かろう。彼女の好きにさせて置くべしで在る。

 還暦半ばの私としては、<北帰行の時分>に為ったら、バルディナを野性の習性に戻して遣るべく餌の数を少なくして遣らなくても為るまい。北帰行の半年後にも、無事に越冬に帰って来ても、私との記憶が刷り込まれて居るか否かは、バードウォッチャーとしての最大観察事項である。

          願わくば、ジョービタキ物語を打って見たい次第でも在る。へへへ。

 明けて本日も、青空である。朝の始動を開始するが、未だ姿を現わさ無い。朝方には、起きろと鳴いては居たが、中々姿を現わさ無い。掃き掃除をして、廊下で胡坐を掻いてミルワームを摘まんで居ると、声である。軒下の物干竿に止まって、餌入れにミルワームが一匹一匹落とされて行くのを黙って覗き込んで居る。

 バルディナが入って来たから、廊下のサッシ戸を締める。朝食が済んで、四畳半定位置でPC打ちをして居ると、部屋に入って来た。外に出たいらしくガラス戸に向かってホバーリングをしているが、面倒臭いから知らぬ振りを決め込んで居ると、部屋から出て行った。

 とうとう、本日は妖怪様の部屋にもテリトリーを拡げて、暫く遊んで行ったとの事である。廊下には、餌入れと水入れも置いてあるから、日差し一杯の廊下で、バルディナは水を飲んだりして、丸で外に居るのと同様のマイペースの行動で時間を過ごしている。

 道路の雪も片付いて来た事でも在るし、ブログ打ちが終了したら、長靴では無く靴を履いて、久し振りの散歩がてらに、外の模様を見て来るべしである。帰りに、来るかどうかは解らぬが、メジロ殿にミカンとリンゴでも買って来るべしである。

 余り家に居ると、自分の一方的勝手で、暇潰しに上がり込まれて、興味の無い下らない事を長々と喋り捲られて仕舞っては、吾が知性に疵が付くと云う物である。

 人間には厄介な共通語がふんだんに在るから、時には気持ちの進まないご近所付き合いもこなさなければ為らないのが、真に厄介な事なのである。その点、50~60cmの距離感を保った冬の渡り鳥・バルディナの方が、私の気性には頃合いと云う物である。へへへ。


心何処ーショート これも、衆生としての縁の一コマ為りや。
             これも、衆生としての縁の一コマ為りや。(2/19/14)
    障子を開けて、庭を見ればバルディナが楓の木に止まって、私の朝を待って居る次第である。

 お天気は好い物の、寒い限りである。日向と日陰の雪の厚さは対照的で、お天道さんのお陰で、日向の積雪量は半分程度に成って来た。それに引き換え、庭の日陰部分の雪は、信州の寒さで完全に寝雪と化して居る。いやはや、見るもウンザリ感である。

 おやおや、お隣さんとの境のブロック塀の上に、ツグミが一羽である。今シーズン初めての姿見せである。ツグミ殿も雪に埋もれた庭を見て、<為す術も無い>の焦燥感なのであろう。心中、お察しするしかない。

 朝の始動は、空気の総入れ替えと掃き掃除である。廊下に置いた餌入れの中身は空である。それを知っているから、バルディナは羽音を立てて、クワッ、クワッの単声を立てて、止まる場所を変えながら、私がケースからミルワームを入れるのを待って居る。

 へへ、それはお前さんの勝手で、私にも<物事の順序>と云う物が在る。大人しく待って居れ。そんなにせっついては、ロシア女の名が廃れるぜや。本性曝け出して恥じぬ『自己中女』と在っては、丸で中韓毒亜圏の女であろうが。『百年の恋も冷めまする』がな。カッカッカッ!!

 廊下の日向で、徐(おもむろ)に一匹、一匹、摘まんで餌入れに落として遣る。バルディナは待ち切れ無い様で、私の回りを忙しなく飛び回る。縁の下に飛び込む。へへ、そんなカモフラージュ作戦など、こっちはお見通しですがな。戯け!! 

 縁の下で頃合いを付けて、忍者の様に羽音をバッと立てるや、廊下の縁に姿を現わしたり、迂回作戦で布団が敷いてある8畳のサッシから入って、部屋の中にサッと飛んで行く。暫く、部屋を物色して居るのだろうか、一向に姿を見せない。

 いやはや、何と好奇心旺盛なジョービタキで在る事か・・・ 家の中に居る私を絶えず観察して居るのであるから、家の中の大体の事は、庭から覗いて頭の中に入って居るのであろう。小鳥為らずとも、外から絶えず見て居れば、実際に中に入って見たいと言うのが、脳細胞を持つ生き物の感情と云う物であろうか。

 バッと羽音がして、バルディナが障子の敷居に出て来て、廊下をチョコンチョコンと歩いて来る。それでも私との1m弱の距離を保っての動きである。

         へへ、こんな処が、残念ながら肉体関係の無い男女の仲と云う物らしい。

 本日、最初の食事である。空腹に違いあるまい。背に腹は代えられぬを取るか、人間と野性の距離を保ち続けるか、それは、バルディナの判断である。

 私は餌入れの前で胡坐を掻いて、何処まで近付いて来る物やらと眺めている。彼女は私から云うと、吾が家と云う目に見えない籠の中に生活して居る様な物である。

 まぁ、<来る者は拒まず、去る者は追わず>の家であるから、長く厳しい信州での越冬生活を暮らして行けば良かろう。好きにするが良い。

       さてさて、妖怪様の朝食、気分解しが控えて居るから、俺は下がるわいな。
 それにしても、こんな風に餌付が出来ると、人間と野性の渡り鳥との交流には、情の交流が芽生え、通い合う物である。

 相手が冬の渡り鳥なのが、惜しい限りである。夏の渡り鳥ならば、家は開放して有るから、燕の様に家の中を自由に出入りして半歳を暮らして行ける物を。信州の冬では、開放するには寒過ぎる。これも、衆生としての縁の一コマでも在ろう。
 
 外壁工事の再開から始まって、二度の大雪に祟られて、散歩運動の時間を連日の雪と対処している次第である。そんな事で、オーバーワークの煽りで、腰が痛い限りの日々を送って居る。本日は休養方々、風呂に浸かってゆっくりしたいから、先に妖怪様に入って貰う事にした。

 部屋の水槽にも川の水を補充して遣らなければ為らないのではあるが、膝まで埋もれる雪の深さであるから、それも叶わぬ次第でもある。餌を撒いて遣るから、それで我慢をして貰うしか無い。

             ドアがノックされて、風呂が空いたとの事である。

 左様で御座るか。賄い夫、サーバントとて、休養は必要である。長湯をして、腰を労ると致そうか。嗚呼、歳は取りたくは無い物である。

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